「がんばらない宣言いわて」の中の人は、がんばらない方が(本質的な)仕事が進むのかもしれない。 遅延評価のキモは「やらなくていい仕事はやらない」ことである。
遅延評価(羊堂本舗)より。 たらいまわし関数へのリンクもある。
AMaViS系でいろいろ検討した結果、amavisd-new をportsからインストールすることにした。
daemontools管理下に置けないのだけが難点だが、通常のFreeBSDの流儀で
/etc/rc.conf
に以下のように記述して起動する。
amavisd_enable="YES"
設定ファイル /usr/local/etc/amavisd.conf
は、ログの設定やIPアドレスの設定ぐらいで、細かいところはいじらなくても問題なかった。
デフォルトの状態で clamscan(clamdは使わない) を利用してくれる。その他色々モジュールを勝手に検出するようだ。なかなか賢い。
特に設定でいじったのは、bounceさせたくないところか。SPAMはここで検出したヘッダを追加してくれれば OSX のMail.appが迷惑メール行きしてくれるはず。
$final_virus_destiny = D_DISCARD; # (defaults to D_BOUNCE) $final_banned_destiny = D_DISCARD; # (defaults to D_BOUNCE) $final_spam_destiny = D_PASS; # (defaults to D_REJECT) $final_bad_header_destiny = D_PASS; # (defaults to D_PASS), D_BOUNCE suggested
うちのネットワークでは、基本的にファイアウォールで受けてからメールサーバに配送しているので、 メールサーバ上にamavisdを立ち上げて、amavisdの受け口を port10024, 送信先を port25 に設定。 あとはファイアウォールからの配送先を port10024 に変更するだけでウィルスチェックされるようになった。 この構成だったらQMAILQUEUEパッチも不要。というよりMTAを選ばない。 ユーザ権限も amavisd 内で完結しているのでsetuidとか不要で分かりやすい。
というわけで qmail-scanner はステ決定。
ちなみに clamd を使う時は clamd の実行権限を amavisd と同じにしろ、と書いてある。
今日のSpamより。
「趣味は旅行以外では読書で、好きな作家は筒井康隆さんです」だそうで。 うちの日記からメアド引っこ抜いたんだったら「好きな本は現代魔法です」ぐらい書いてくれば返事するカモよ。