mixiに書こうと思ったけどオフトピ気味でやめた文章:
過去さまざまなOSでミラーリングに挑戦してきた経験からすると ミラーリングというのは、HDDのハードウェア障害があっても継続運用できる というのが目的なわけですが、 データ領域ならまだしも起動領域をミラーリングした場合、 トラブル発生後の復旧手順を確立しようと思うと、相当な手間がかかります。 (PowerBookの内蔵ディスク障害後の手順をシミュレートなんてどうやるんだか…)
一方でバックアップであれば、バックアップディスクでの起動を確認すれば いいだけなのでそんなに大変ではありません。 # 特にMACはFirewireディスクからブートできるのですごく嬉しい
データ領域を分割して運用していれば、起動領域のバックアップ頻度は それほど必要ではないということも考えると 「起動領域のソフトウェアRAIDは非現実的」というのが個人的な結論です。
もちろんHDDのハードウェア障害に対して連続運用が必要な状況なら、 ホットスワップ可能なハードウェアRAID装置の導入しかないでしょう。
ソフトウェアRAIDの出番は、むしろストライピング(RAID0)向きな気がします。
軌道領域において、Hardware RAID でなくても、Hotswap 可能であれば、Software RAID で継続運用は可能です。シャットダウンして交換した場合も、片系のディスクでブート後に等価性回復してあげればいいし。RAID 装置ももちろん故障しますから、可用性を向上させるという観点のSoftware RAID の存在はおっしゃるほど低くはありません。
やれば可能、という次元であれば出来ることは認識していますし、
実際SoftWare RAID での起動領域ミラーリングは
Solaris,NetBSD,FreeBSD,WindowsNT で試してきました。
この話が問題にしているのは「復旧手順を確立」で、
手順書まで書いたとしてトラブル時に本当に迅速に復旧できるのか?
というところまで求めると
最近はミラーリング装置が安くなってきたこともあって
「どうにも手間に見合うとは思えない」ということです。
Solaris の話ですが、実際、私は、それほどスキルのないひとに簡単な対応と復旧をしてもらったことがあります。
それほど難しい手順ではありませんでした。
ちなみに壊れたのは /var でした。
コストと相談ということであれば、運用要員に対する教育コスト等も含め、充分存在意義はあると思います。
実際、役に立ちましたし。